雨(あめ)・水(みず)のオノマトペ

オノマトペ: Onomatopoeias

こんにちは、ミカです!

前回(ぜんかい)は日本の梅雨(つゆ)についてお話(はな)ししましたので、今回(こんかい)は雨と水に関(かん)するオノマトペをご紹介(しょうかい)したいと思(おも)います!

雨のオノマトペ

強(つよ)い雨

雨が強(つよ)く降(ふ)っている時(とき)は、「雨がザーザー(ざーざー、ざぁざぁ)降っている」と言(い)います。

また、雨が強く降っている様子(ようす)のことを「ザーザー降(ぶ)り」と表(あらわ)します。

普通(ふつう)の雨

普通の雨が降っている場合(ばあい)は、上(うえ)のイラストのように「サァァ」と表すことが多(おお)いです。

弱(よわ)い雨

雨が降り出(だ)した時は、「ぽつり(ぽつり)と雨が降り出した」と言います。

代(か)わりに「ぽつぽつ」と言うこともあります。

また、雨の雫(しずく)が地面(じめん)に落(お)ちた時は、「ぴちょん」と言います。

雨で濡(ぬ)れてしまったとき

傘(かさ)や雨合羽(あまがっぱ)がなかったせいで体(からだ)が濡れてしまったときは、「体がびしょびしょ(びちょびちょ)になってしまった」と言います。

そんなときは、すぐに家(いえ)に帰(かえ)ってシャワーを浴(あ)びて、体を温(あたた)めましょうね!

風(かぜ)が吹(ふ)いているとき

これは雨が降っていなくても同(おな)じですが、風が吹いている時は「ビュウビュウ(ビュービュー)と風が吹いている」と言います。

強い風の場合は、「ゴーゴー」と表します。

雨漏(あまも)りしているとき

雨が降り始(はじ)めると、どこからか「ぴちょん、ぴちょん」と水滴(すいてき)の落(お)ちる音(おと)が聞(き)こえてくるかもしれません。

その時は、すぐにバケツを用意(ようい)しましょう!

雷(かみなり)が落(お)ちたとき

天気(てんき)が悪(わる)い時は、雷が落ちる場合もありますよね。

雷は、落ちる前(まえ)は「ゴロゴロゴロ」、落ちた瞬間(しゅんかん)は「ピシャーン」「ピカッ」、落ちた直後(ちょくご)は「ガラガラガラ」と鳴(な)ります。

氾濫(はんらん)した川(かわ)

大雨(おおあめ)が降ると、川が氾濫してしまう恐(おそ)れがあります。

「ドドドドドドドドド」と激(はげ)しい音(おと)が鳴っているはずなので、決(けっ)して近(ちか)づかないようにしてください!!

また、滝(たき)が流(なが)れる音も「ドドドドドドドドド」と言います。

蛙(かえる)の鳴(な)き声(ごえ)

梅雨の生(い)き物(もの)といえば、「蛙」です。

蛙の鳴き声は「ゲロゲロ」「ケロケロ」「グワッグワッ」などですが、日本にはこのような童謡(どうよう)があります。

気(き)に入(い)ったら、ぜひ練習(れんしゅう)してみてください♪

水のオノマトペ

バシャバシャ

例(たと)えば、顔(かお)を洗(あら)ったり、

水たまりにわざと足(あし)を入(い)れたりした時など、少量(しょうりょう)の水が跳(は)ねる音(おと)は「バシャバシャ」と表現(ひょうげん)します。

バッシャーン

プールに飛(と)び込(こ)んだりした時は、たくさんの水が跳(は)ね上(あ)がりますよね。

そんな時は、「水がバッシャーンと跳ね上がった」と表現(ひょうげん)します。

ザザーン

夏(なつ)になったら、海(うみ)へ遊(あそ)びに行(い)きたくなりますよね!

海といえば、波(なみ)。波の音(おと)は、「ザザーン」と表現されることが多(おお)いです。

ちょろちょろ

こちらは「手水舎(ちょうずや)」という、神社(じんじゃ)で手(て)を洗(あら)うところです。

手水舎のように、少量(しょうりょう)の水が流(なが)れ続(つづ)けている場合は、「ちょろちょろと水が流れている」と言います。

ドッパーン

台風(たいふう)が近(ちか)づくと、波(なみ)が高(たか)くなって強(つよ)く陸(りく)を打(う)ち付(つ)けますよね。

このような強い波が陸にぶつかった時の音は、「ドッパーン」などと表(あらわ)します。

ブクブク

皆(みな)さんは、ダイビングをしたことがありますか?

経験(けいけん)したことのある方(かた)ならおわかりだと思(おも)いますが、ダイバーは背中(せなか)に背負(しょ)っているタンクから息(いき)を吸(す)い、そして海(うみ)へ息を吐(は)き出(だ)します。

吐き出された息は、当然(とうぜん)泡(あわ)になります。この泡が発生(はっせい)した時の音は、「ブクブク」と表(あらわ)します。

ダラダラ

暑(あつ)い日(ひ)に運動(うんどう)すると、たくさん汗(あせ)をかきますよね。

大量(たいりょう)の汗を噴(ふ)き出(だ)している様子は、「ダラダラと汗をかく」と言います。

シュワシュワ

最後(さいご)に、炭酸水(たんさんすい)に関(かん)するオノマトペです。

ビールやサイダーなどを注(そそ)ぐ時、細(こま)かい泡が発生して弾(はじ)く音が聞こえますよね。この音は、「シュワーッ」もしくは「シュワシュワ」と表します。

終(お)わりに

いかがでしたか?

雨だけではなく、水に関係(かんけい)する音だけでもかなり多(おお)くの種類(しゅるい)がありましたね。

皆(みな)さんの国(くに)ではどうですか? 似(に)ている表現(ひょうげん)はありましたか?

オノマトペは他(ほか)にもたくさんありますので、質問(しつもん)がありましたらぜひ私までお尋(たず)ねください♪

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