防災（ぼうさい）について知（し）ろう！①

はじめに：自然（しぜん）災害（さいがい）の国（くに）・日本

こんにちは、ミカです。

この間（あいだ）は、トンガの大規模（だいきぼ）な噴火（ふんか）の影響（えいきょう）で、太平洋（たいへいよう）に接（せっ）する国々（くにぐに）に津波（つなみ）が到達（とうたつ）しましたね。

日本にも火山（かざん）がたくさんありますから、決（けっ）して他人事（たにんごと）ではありません。

また、一昨日（おととい）の１月（いちがつ）１７日（じゅうしちにち）は、阪神（はんしん）淡路（あわじ）大震災（だいしんさい）の発生（はっせい）から２７年（にじゅうしちねん）を迎（むか）えた日（ひ）でした。

地震（じしん）による建物（たてもの）の倒壊（とうかい）や火災（かさい）、その後（ご）の災害（さいがい）関連（かんれん）死（し）も含（ふく）めて、６４３４人（ろくせんよんひゃくさんじゅうよにん）の方（かた）が亡（な）くなってしまいました。

２０１１（にせんじゅういち）年（ねん）３月（さんがつ）１１日（じゅういちにち）に起（お）きた東日本（ひがしにほん）大震災（だいしんさい）では、地震や火災、大津波（おおつなみ）によって１８４２５人（いちまんはっせんよんひゃくにじゅうごにん）の方（かた）が犠牲（ぎせい）になりました。

それだけでなく、福島県（ふくしまけん）の一部（いちぶ）の人々（ひとびと）は、福島第一原発（だいいちげんぱつ）の事故（じこ）による放射能（ほうしゃのう）のせいで、今（いま）でも自分（じぶん）たちの町（まち）へ帰（かえ）れていません。

私が住（す）んでいた地域（ちいき）は停電（ていでん）しただけでしたが、それでも生活（せいかつ）はとても不自由（ふじゆう）になりました。

他（ほか）にも、台風（たいふう）や洪水（こうずい）、土砂（どしゃ）崩（くず）れなど、日本では本当（ほんとう）にたくさんの自然災害が発生します。

では、どうしたら災害による被害（ひがい）を最小限（さいしょうげん）に抑（おさ）えることができるのででしょうか？

また、災害が起きてしまったら、どうするべきなのでしょうか？

今回からは、災害から身（み）を守（まも）るための「防災（ぼうさい）」についてお話（はな）ししたいと思（おも）います。

自然災害は、あなたが楽（たの）しく日本を旅（たび）している時にも発生するかもしれません。

滞在先（たいざいさき）を選（えら）ぶ時は、海（うみ）や川（かわ）から遠（とお）いホテルや旅館（りょかん）を探（さが）すといいですね。

もし崖（がけ）の下（した）にある宿泊（しゅくはく）施設（しせつ）を見（み）つけても、非常（ひじょう）に危険（きけん）ですから避（さ）けてください！

スマートフォンは、こまめに充電（じゅうでん）しておくと安心（あんしん）です。

充電器（じゅうでんき）を備（そな）えておくのが理想的（りそうてき）ですね。

また、寝（ね）る前（まえ）に確認（かくにん）してほしいものが２（ふた）つあります。

１（ひと）つ目（め）は、懐中電灯（かいちゅうでんとう）です。ホテルなどに設置（せっち）されているものは、「常備灯（じょうびとう）」と言（い）います。常備灯が部屋（へや）のどこにあるのか、探（さが）しておきましょう。

２つ目は、「非常口（ひじょうぐち）」です。この緑色（みどりいろ）のマークがある場所（ばしょ）を確認しておきましょう。

ホテルの場合（ばあい）、廊下（ろうか）の奥（おく）で見（み）かけることが多（おお）いのではないでしょうか。

もしホテルにいる時に地震が発生したら、まずは机（つくえ）の下に潜（もぐ）りましょう。

停電してしまっても、予備（よび）電源（でんげん）のある施設ならすぐに復旧（ふっきゅう）します。

停電が治（なお）らず不安（ふあん）な時は、常備灯とスマートフォン、財布（さいふ）だけを持（も）ってロビーへ向（む）かい、従業員（じゅうぎょういん）の指示（しじ）を聞（き）いてください。

旅行中（りょこうちゅう）の地震が心配（しんぱい）な方は、できるだけ低（ひく）い階（かい）の部屋にしておきましょう。

地上（ちじょう）に近ければ近いほど、揺（ゆ）れは小（ちい）さくなります。また、すぐにロビーへ行（い）けるのも安心ですね。

また、冷蔵（れいぞう）する必要（ひつよう）がなく、日持（ひも）ちするパンやお菓子（かし）、飲（の）み物（もの）を携帯（けいたい）しておくのもおすすめです。

いかがでしたか？

次回は、あなたが日本で暮（く）らす家（いえ）を探（さが）す時の注意点（ちゅういてん）について紹介（しょうかい）したいと思います！