はじめに
こんにちは、ミカです!
突然(とつぜん)ですが、皆(みな)さんは「野球(やきゅう)」というスポーツを知(し)っていますか?
野球はアメリカ生(う)まれのスポーツですが、実(じつ)は日本でも大人気(だいにんき)なのです!!
今年(ことし)のWBCを観(み)ていた方(かた)は、侍(さむらい)ジャパンが優勝(ゆうしょう)したこともまだ記憶(きおく)に新(あたら)しいと思(おも)います。
ところで、野球はいつ日本に伝(つた)わったのでしょうか?
そして、どのようにして野球は日本で大人気のスポーツとして発展(はってん)してきたのでしょうか?
また、どのようなルールで試合(しあい)が行(おこな)われているのでしょうか?
今回(こんかい)は、そのようなテーマの記事(きじ)を書(か)こうと思います!
野球の歴史
野球の伝来(でんらい)
野球がアメリカから伝わったのは、日本が開国(かいこく)し、諸外国(しょがいこく)との外交(がいこう)を始めた明治(めいじ)時代(じだい)【1868~1912】のこと。
明治5年(ごねん)であった1872(せん/はっぴゃく/ななじゅう/に)年、ホレス・ウィルソンという人物(じんぶつ)が開成(かいせい)学園(がくえん)、現在(げんざい)の東京大学(だいがく)で教師(きょうし)をしていました。
その彼(かれ)が体育(たいいく)の授業(じゅぎょう)にベースボールを導入(どうにゅう)したところ、たちまち学生(がくせい)たちの人気(にんき)を集(あつ)めたそうです。
その後(ご)、各(かく)大学で野球部(ぶ)が結成(けっせい)され、交流(こうりゅう)試合(じあい)が大変(たいへん)盛(も)り上(あ)がったそうです。
現在でも、早稲田(わせだ)大学と慶応義塾(けいおうぎじゅく)大学による交流試合、通称(つうしょう)「早慶戦(そうけいせん)」が続(つづ)いています。
「甲子園(こうしえん)」の開催(かいさい)
「甲子園」とは、阪神(はんしん)甲子園球場(きゅうじょう)の略称(りゃくしょう)です。兵庫県(ひょうごけん)西宮市(にしのみやし)というところにあります。
日本の野球は大学生(だいがくせい)たちによって始まりましたが、その後(ご)は高校生(こうこうせい)たちに広(ひろ)まっていきました。
そして、各(かく)都道府県(とどうふけん)の代表校(だいひょうこう)による大会(たいかい)・「全国(ぜんこく)中等学校(ちゅうとうがっこう)優勝(ゆうしょう)野球大会」が1915(せん/きゅうひゃく/じゅうご/ねん)から始まりました。
それは、当初(とうしょ)は別(べつ)の球場(きゅうじょう)で行(おこな)われていましたが、1924年(せん/きゅうひゃく/にじゅうよ/ねん)に阪神甲子園球場が完成(かんせい)してからはそちらで開催されるようになりました。また、春(はる)にも大会を行うようになりました。
現在でも、毎年(まいとし)3月(さんがつ)と8月(はちがつ)に甲子園で高校生たちの熱戦(ねっせん)が繰(く)り広(ひろ)げられています。
プロ野球チームの結成(けっせい)
1934年(せん/きゅうひゃく/さんじゅうよ/ねん)、野球の神様(かみさま)と称(しょう)されるベーブ・ルース率(ひき)いるメジャーリーグ選抜(せんばつ)チームが来日(らいにち)することになりました。
そのチームと試合をするため、結成されたのが「大日本(だいにっぽん)野球倶楽部(くらぶ)」でした。それが、後(のち)の「読売(よみうり)ジャイアンツ」という現在も続くプロ野球のチームとなったのです。
その後(ご)、各地方(ちほう)で次々とプロ野球のチームが誕生(たんじょう)し、今日(こんにち)もファンたちの声援(せいえん)を受(う)けながら奮闘(ふんとう)しているのです。
また、日本のプロ野球からアメリカのメジャーリーグへ行(い)った選手(せんしゅ)も多数(たすう)存在(そんざい)します。
野球のルール
さて、そもそも野球のルールを知(し)らないという方(かた)が大勢(おおぜい)いらっしゃると思うので、簡単(かんたん)にご紹介(しょうかい)したいと思います。
まず、こちらが球場の図解(ずかい)になります。手前(てまえ)がホームベース、そして反時計(はんとけい)回(まわ)りにファースト・セカンド・サードベースがあり、選手(せんしゅ)がホームベースに帰(かえ)って来(き)たら1点(いってん)獲得(かくとく)となります。
しかし、ホームベースへ帰る前にファースト・セカンド・サードベースでアウトになったら退場(たいじょう)しなければなりません。
野球の試合は、攻守(こうしゅ)交代制(こうたいせい)で基本(きほん)は9回(きゅうかい)まで行(おこな)われます。
ピッチャーが球(たま)を投(な)げる
初(はじ)めに、マウンドにいるピッチャーが球を投げます。その球を、ホームベースにいるバッターが打(う)ちます。
バッターが球を打(う)って走(はし)る
バッターは、球を打ったらファーストベースへ向(む)かって走(はし)ります。
ファーストベースにいる守(まも)りの選手(せんしゅ)がボールを持(も)ったままバッターよりも先(さき)にファーストベースに辿(たど)り着(つ)いたらバッターはアウト。逆(ぎゃく)に、バッターの方が先にファーストベースに辿り着いたらセーフです。
バッターはランナーとなり、そのままホームベース目指(めざ)して走(はし)り続(つづ)けるわけですが、セカンドベースやサードベースで守りの選手に先を越(こ)されてしまったらアウトになります。
しかし、もしバッターがホームラン【場外(じょうがい)まで飛(と)んだ球】を打った場合(ばあい)、バッターは一気(いっき)にホームベースへ向かって走ることができます。この間(あいだ)、守備のチームは何(なに)もできません。
守備(しゅび)の選手(せんしゅ)は球を捕(と)る
ピッチャーと同(おな)じチームである守備の選手【ファースト・セカンド・サード・ライト・センター・ショート・ライト・キャッチャー】は、バッターが打った球を捕ります。捕ったら、ファーストベースにいる仲間(なかま)へ向かって球を投げます。
もし、バッターが球を高(たか)く打ち上(あ)げ、それを守備の選手が捕ったら、バッターはその場(ば)でアウトになります。
ボールは4回・ストライクは3回・アウトは2回まで
ボールというのは、ピッチャーが投げた高(たか)すぎる球もしくは低(ひく)すぎる球のことです。ピッチャーが4回ボールを投げてしまうと、相手(あいて)チームのバッターはファーストまで進(すす)むことができます。
また、バッターの体(からだ)に当(あ)たってしまった場合は「デッドボール」になり、同(おな)じくバッターはそのままファーストベースへ進めます。
次(つぎ)に「ストライク」とは、バッターの空振(からぶ)り、もしくは高すぎず低すぎないど真(ま)ん中(なか)を通過(つうか)した球のことです。3回ストライクになってしまうと、バッターはアウトとなります。
そして、バッターが3人(さんにん)アウトになると、攻守(こうしゅ)交代(こうたい)になります。
終(お)わりに
いかがでしたか?
簡単(かんたん)ですが、日本の野球の歴史とルールについて説明(せつめい)させて頂(いただ)きました。
ちょうど、明日(あす)・8月(はちがつ)6日(むいか)から今年(ことし)の夏(なつ)の甲子園大会が始まります。
NHK【日本放送協会(にっぽんほうそうきょうかい)】が試合を中継(ちゅうけい)しますので、興味(きょうみ)を持(も)ってくださった方(かた)はぜひご覧(らん)くださいね♪
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