防災(ぼうさい)について知(し)ろう!④

防災(ぼうさい): Prevention of disaster

English article is here; https://japaneselanguagesalonbymikapanda.com/lets-learn-about-the-prevention-of-disasters-4-in-english-394

こんにちは、ミカです!

今回(こんかい)は、「防災について知ろう!」シリーズの最終回(さいしゅうかい)です。

実際(じっさい)に地震(じしん)が発生(はっせい)した時(とき)や津波(つなみ)、台風(たいふう)、洪水(こうずい)が予期(よき)された時の対処法(たいしょほう)を一緒(いっしょ)に学(まな)びましょう!

その4:地震が発生した時の対処法

地震は、ある日(ひ)突然(とつぜん)あなたに襲(おそ)いかかります。

それは家(いえ)にいる時かもしれませんし、学校(がっこう)や会社(かいしゃ)にいる時かもしれません。電車(でんしゃ)に乗(の)っている最中(さいちゅう)という可能性(かのうせい)もありますし、睡眠中(すいみんちゅう)ということも考(かんが)えられます。

いずれの場合(ばあい)も、慌(あわ)てず冷静(れいせい)に、正確(せいかく)かつ素早(すばや)い行動(こうどう)を取(と)ることが大切(たいせつ)です。

パニックを起(お)こしたり、自分勝手(じぶんかって)なことをしたり、根拠(こんきょ)のない判断(はんだん)を下(くだ)したりすることがないようにしましょう。

机(つくえ)やテーブルの下(した)に隠(かく)れる!

地震が発生したら、とにかく揺(ゆ)れが収(おさ)まるまで机やテーブルの下に隠れてください!

あらゆる落下物(らっかぶつ)からあなたの身(み)を守(まも)るためです。

もしトイレの中(なか)にいたら、閉(と)じ込(こ)められないようにすぐドアを開(あ)けておきましょう。

台所(だいどころ)の火(ひ)を消(け)す!

調理中(ちょうりちゅう)に地震が発生した時は、直(ただ)ちに火を消してください!

二次(にじ)災害(さいがい)としての火災(かさい)を防(ふせ)ぐためです。

窓(まど)やドアを開ける!

揺(ゆ)れが収まったら、まずは出口(でぐち)を確保(かくほ)するために窓やドアを開けておきましょう。

消火(しょうか)する!

もし何(なに)かが燃(も)えていたら、できる限(かぎ)り水(みず)や消火器(しょうかき)で火を消すようにしましょう!

しかし、個人(こじん)の力(ちから)では難(むずか)しい場合は、避難(ひなん)を優先(ゆうせん)してください。

スリッパや靴(くつ)を履(は)く!

家の中で動(うご)いたり、外(そと)へ避難する時は、必(かなら)ずスリッパや靴を履きましょう。ガラスなどの破片(はへん)で足(あし)を切(き)らないためです。

情報(じょうほう)を入手(にゅうしゅ)する!

通常(つうじょう)、地震発生と同時(どうじ)もしくは直前(ちょくぜん)・直後(ちょくご)に「緊急(きんきゅう)地震速報(そくほう)」というものがあなたの携帯電話(けいたいでんわ)に届(とど)きます。

余震(よしん)や津波に警戒(けいかい)するため、状況(じょうきょう)をいち早(いち)く把握(はあく)しておきましょう。

必要(ひつよう)な場合は歩(ある)いて避難する!

家屋(かおく)の倒壊(とうかい)や火災の心配(しんぱい)がなく、水(みず)や食料(しょくりょう)の備蓄(びちく)がある場合は、そのまま自宅(じたく)で待機(たいき)した方がいいでしょう。

そうでない場合は、ヘルメットなどを被(かぶ)って頭部(とうぶ)を保護(ほご)し、必要最低限(さいていげん)の荷物(にもつ)を持(も)って、徒歩(とほ)で避難所へ向(む)かってください。

絶対(ぜったい)に、車(くるま)に乗(の)ってはいけません! なぜなら、渋滞(じゅうたい)に巻(ま)き込(こ)まれて逃(に)げ遅(おく)れる可能性(かのうせい)が高(たか)いからです。

また、地震発生時(じ)やその直後(ちょくご)はブロック塀(べい)が倒(たお)れる危険性(きけんせい)があるので、近(ちか)づかないようにしましょう。

そして、家から出(で)る前(まえ)にブレーカーを落(お)とし、ガスの元栓(もとせん)を閉(し)めることも忘(わす)れないようにしましょう。

エレベーターに乗らない!

あなたがビルや高層(こうそう)マンションの高いところにいたら、思(おも)わずエレベーターに乗り込(こ)んでしまうかもしれません。

でも、ちょっと待(ま)って! エレベーターは、途中(とちゅう)で停電(ていでん)によって止(と)まってしまう恐(おそ)れがあります。

どんなに大変(たいへん)でも、階段(かいだん)で下(お)りるようにしましょう!

可能(かのう)な限(かぎ)り他(ほか)の人(ひと)を助(たす)ける!

あなたに気持(きも)ち、体力(たいりょく)、時間(じかん)の余裕(よゆう)があって、安全(あんぜん)に助(たす)けられる場合は、困(こま)っている人に手(て)を差(さ)し伸(の)べましょう。

但(ただ)し、素人(しろうと)では救助(きゅうじょ)が難(むずか)しい場合は、無理(むり)せずプロを呼(よ)びましょう。あなたが怪我(けが)をしたり、道連(みちづ)れになったりするかもしれないからです。

その5:津波が予期された時の対処法

大(おお)きな地震があった場合、沿岸部(えんがんぶ)では津波に警戒すべきです。

また、先日(せんじつ)のトンガの噴火(ふんか)のように、日本で地震が発生していなくても津波が来(く)ることがあるので注意(ちゅうい)が必要です。

地震が発生したり津波警報(けいほう)が出(だ)されたりしたら、真(ま)っ先(さき)に徒歩で高台(たかだい)へ逃げてください!!

津波は、たった1m(いちめーとる)でも人の命(いのち)を奪(うば)う、大変(たいへん)恐(おそ)ろしいものであることを覚(おぼ)えておきましょう。

その6:台風や大雨(おおあめ)が来る時の対処法

情報を入手する!

台風や大雨が迫(せま)っている時は、テレビやラジオ、ネットから正確(せいかく)な情報を入手し、住(す)んでいる地域(ちいき)の警戒(けいかい)レベルを確認(かくにん)しましょう。

海(うみ)や川(かわ)の近(ちか)くに住んでいたり、お年寄(としよ)りや怪我人(けがにん)など自力(じりき)での避難が難しい人と一緒に暮(く)らしている場合は、雨風(あめかぜ)が強(つよ)くなる前(まえ)に避難所へ行(い)くべきです。

雨風が強くなった後(あと)は、決(けっ)して外へ出ないでください!!

窓を補強(ほきょう)する!

強風(きょうふう)で窓ガラスが割(わ)れてしまう恐(おそ)れがあるので、心配な方(かた)は予(あらかじ)め養生(ようじょう)テープで補強しておきましょう。

風(かぜ)で飛(と)ぶものは家の中に入(い)れる!

鉢植(はちう)えや傘(かさ)、自転車(じてんしゃ)など、風に飛ばされてしまうものは家の中へ入(い)れておきましょう。

水辺(みずべ)や自宅、畑(はたけ)の様子(ようす)を見(み)に行(い)かない!!

安全を確保したら、どんなに心配でも絶対に外へ行ってはいけません!!

家や畑の様子を確認したいから、と言(い)って外へ出てしまったら帰(かえ)らぬ人になることを心得(こころえ)ておいてください。

また、荒(あ)れている海や氾濫(はんらん)した川を見(み)たがる人もいますが、言語道断(ごんごどうだん)です。そうしようとしている人がいたら、必ず止(と)めてください!!

終(お)わりに

いかがでしたか?

これまで、災害(さいがい)から身を守るため、被害(ひがい)を最小限(さいしょうげん)に抑(おさ)えるための知識(ちしき)を皆(みな)さんと一緒に勉強(べんきょう)してきました。

日本へ行くのが、日本で生活(せいかつ)するのが怖(こわ)くなった方もいるかもしれません。

ですが、災害大国(たいこく)であるということは、それだけ日本が自然(しぜん)豊(ゆた)かであることの証(あかし)でもあるのです。

火山(かざん)の噴火(ふんか)もありますが、だからこそ「温泉(おんせん)」という恩恵(おんけい)も受(う)けられています。

安全のための準備(じゅんび)もしつつ、皆さんが日本での旅(たび)や生活を心行(こころゆ)くまで満喫(まんきつ)できることを願(ねが)っています!

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