English article is here; https://japaneselanguagesalonbymikapanda.com/lets-learn-about-the-prevention-of-disasters-2-in-english-329
こんにちは、ミカです!
今回(こんかい)は、「災害(さいがい)のダメージを最小限(さいしょうげん)に抑(おさ)えるための家(いえ)探(さが)し」についてお話(はな)ししたいと思います。
その2:日本で家を探す時(とき)
あなたが日本へ留学(りゅうがく)したり、移住(いじゅう)したりする時は、家を探す必要(ひつよう)がありますね。
留学生(りゅうがくせい)には学生寮(がくせいりょう)が用意(ようい)されているかもしれませんが、自分(じぶん)自身(じしん)で探す場合(ばあい)もあるでしょう。
もちろん生活(せいかつ)し易(やす)いかどうかも大切(たいせつ)ですが、防災(ぼうさい)という観点(かんてん)で考(かんが)えることも欠(か)かせません。
海(うみ)や川(かわ)の近(ちか)くの家に住(す)まない!
海の近くだと津波(つなみ)、川の近くだと洪水(こうずい)の被害(ひがい)に遭(あ)い易いので、水辺(みずべ)から離(はな)れた住居(じゅうきょ)がおすすめです。
また、不動産屋(ふどうさんや)さんや市役所(しやくしょ)、区役所(くやくしょ)などでハザードマップを入手(にゅうしゅ)して、比較的(ひかくてき)安全(あんぜん)なエリアを探すといいでしょう。
ハザードマップとは、河川(かせん)の氾濫(はんらん)によって浸水(しんすい)する可能性(かのうせい)のあるエリアや、大雨(おおあめ)によって土砂(どしゃ)崩(くず)れが起(お)きるかもしれないエリア、避難所(ひなんじょ)など、防災のための情報(じょうほう)を載(の)せた地図(ちず)のことです。
山(やま)の中(なか)や麓(ふもと)に住まない!
自然(しぜん)の多(おお)いところは魅力的(みりょくてき)かもしれませんが、山中(さんちゅう)や麓の住居は土砂崩れに巻(ま)き込(こ)まれる危険(きけん)があるので、あまりおすすめできません。
平地(へいち)、もしくは安定(あんてい)した高台(たかだい)の上(うえ)にある家が理想的(りそうてき)です。
「海抜(かいばつ)」の高(たか)いところがより安全!
「海抜」とは、東京湾(とうきょうわん)もしくはその地域(ちいき)の近隣(きんりん)の海の海面(かいめん)から測(はか)った高(たか)さのことです。
上(うえ)の写真(しゃしん)のように、町中(まちなか)の電柱(でんちゅう)に海抜何(なん)メートルかが書(か)いてあります。
より高い場所(ばしょ)の方(ほう)が安心(あんしん)ですから、抜(ぬ)かりなくチェックしておきましょう。
避難所は近くにある?
その地域(ちいき)の公立(こうりつ)小学校(しょうがっこう)や中学校(ちゅうがっこう)が、避難所として指定(してい)されています。
すぐ辿(たど)り着(つ)く方(ほう)がいいので、小学校や中学校の近くの家を探してみることを提案(ていあん)します。
しかし、家が避難所から近くても、油断(ゆだん)してはいけません。
いざという時のために、家から避難所までの行(い)き方(かた)をしっかり覚(おぼ)えておきましょう!
地震に強(つよ)い?
日本は本当(ほんとう)に地震が頻発(ひんぱつ)する国(くに)なので、建築(けんちく)技術(ぎじゅつ)も発達(はったつ)し、地震に強い建物(たてもの)が造(つく)られるようになりました。
揺(ゆ)れに耐(た)える力(ちから)があれば「耐震(たいしん)構造(こうぞう)」、揺れを吸収(きゅうしゅう)する力があれば「制震(せいしん)構造」、揺れを伝(つた)えない力があれば「免震(めんしん)構造」の建物であると言(い)うことができます。
あなたが住(す)もうとしているアパートやマンション、一軒家(いっけんや)は地震に強い構造になっているでしょうか? 不動産屋(ふどうさんや)さんで確認(かくにん)しておきましょう。
次回(じかい)予告(よこく)
いかがでしたか?
家探しは楽(たの)しいかもしれませんが、日本は自然(しぜん)災害の国(くに)ですから、万(まん)が一(いち)のことを想定(そうてい)しておくといいですよ!
次回は、実際(じっさい)に日本で生活(せいかつ)するにあたっての災害対策(たいさく)についてご紹介(しょうかい)したいと思(おも)います。
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