ゴールデンウィークと子(こ)どもの日(ひ) ~武士(ぶし)のように育(そだ)ちますように~

伝統行事(でんとうぎょうじ): Traditional events

English article is here; https://japaneselanguagesalonbymikapanda.com/golden-week-and-childrens-day-wish-to-grow-them-up-like-a-samurai-785

ゴールデンウィーク(Golden Week)とは?

こんにちは、ミカです!

今日(きょう)で4月(しがつ)が終(お)わって、明日(あした)から5月(ごがつ)になりますね。

ところで、日本では昨日(きのう)から「ゴールデンウィーク」という大型(おおがた)連休(れんきゅう)が始(はじ)まっています!

毎年(まいとし)、4月29日(にじゅうくにち)の「昭和(しょうわ)の日(ひ)」という祝日(しゅくじつ)から始まり、5月3日(みっか)の「憲法(けんぽう)記念日(きねんび)」、4日(よっか)の「みどりの日」、5日(いつか)の「子(こ)どもの日」を経(へ)て、約(やく)一週間(いっしゅうかん)の連休(れんきゅう)ができるのです。

そして「子どもの日」は、「雛(ひな)祭(まつ)り」と同(おな)じ「五節句(ごせっく)」のうちの1(ひと)つなので、日本の伝統(でんとう)行事(ぎょうじ)の日でもあります。

ですので今回(こんかい)は、皆(みな)さんに「子どもの日」のことをご紹介(しょうかい)したいと思(おも)います!

※「五節句」については、「雛祭り」のページに書(か)いてあります。

5月(ごがつ)5日(いつか)は「菖蒲(しょうぶ)の節句(せっく)」

新緑(しんりょく)の鮮(あざ)やかな5月上旬(じょうじゅん)は、菖蒲の花(はな)が咲(さ)く季節(きせつ)です。

「菖蒲」と「尚武(しょうぶ)」は同じ読(よ)み方(かた)なので、5月5日は「菖蒲の節句」または「尚武の節句」と言(い)います。

「尚武」とは、「武道(ぶどう)を重(おも)んじる」こと。ですから、「尚武の節句」は「男児(だんじ)が武士(ぶし)のように立派(りっぱ)な青年(せいねん)になりますように」と願(ねが)う「子どもの日」となりました。

「子(こ)どもの日(ひ)」には何(なに)をする?

「五月(ごがつ)人形(にんぎょう)」を飾(かざ)る

女(おんな)の子(こ)のいる家族(かぞく)が「雛祭り」に「雛人形」を飾るように、男(おとこ)の子のいる家族は「子どもの日」に「五月人形」を飾ります。見(み)ての通(とお)り、武士(ぶし)の人形ですね。

武士が誕生(たんじょう)した鎌倉(かまくら)時代(じだい)から、旧暦(きゅうれき)5月に甲冑(かっちゅう)や兜(かぶと)、日本刀(にほんとう)といった装具(そうぐ)や武器(ぶき)を家(いえ)の中(なか)に飾って湿気(しっけ)を取(と)り除(のぞ)く習慣(しゅうかん)があり、それがやがて「尚武の節句」に行(おこな)う「子どもの身(み)を守(まも)る」ためのものとなりました。これが、五月人形の由来(ゆらい)です。

特(とく)に江戸(えど)時代になってからは、将軍家(しょうぐんけ)に跡継(あとつ)ぎとなる男児が生(う)まれると江戸城(えどじょう)内(ない)で兜や鎧(よろい)が飾られるようになり、武家(ぶけ)がそれを真似(まね)ることで世間(せけん)に広(ひろ)まって、いつからか人々(ひとびと)は武器の代(か)わりに武将(ぶしょう)の人形を飾るようになったのです。

「鯉(こい)幟(のぼり)」を飾る

【童謡(どうよう):「こいのぼり」】

2(ふた)つ目(め)は、「鯉(こい)幟(のぼり)」を飾ることです。この時期(じき)が近(ちか)づくと、町(まち)のあちこちで見(み)かけます。

古代(こだい)中国(ちゅうごく)では、「鯉は滝(たき)を登(のぼ)ると龍(りゅう)になる」と信(しん)じられていました。その信仰(しんこう)が日本へ伝(つた)わり、立身(りっしん)出世(しゅっせ)の象徴(しょうちょう)として「鯉幟」が「子どもの日」に飾られるようになりました。

 

因(ちな)みに、この伝承(でんしょう)から生(う)まれたのが「登竜門(とうりゅうもん)」という言葉(ことば)です。「登竜門」とは、成功(せいこう)や立身出世のために突破(とっぱ)しなければならない関門(かんもん)という意味(いみ)です。

また、ポケモンの「コイキング」が「ギャラドス」になるのも、これが由来(ゆらい)となっています。

最後(さいご)に、鯉幟の一番(いちばん)上(うえ)にあるカラフルな飾りは「吹(ふ)き流(なが)し」というもので、鯉が昇る滝を表(あらわ)しています。

滝なのにカラフルなのは、その色(いろ)が「陰陽(おんみょう)五行(ごぎょう)説(せつ)」の五(ご)要素(ようそ)になっているからです。

「陰陽五行説」とは、自然界(しぜんかい)を構成(こうせい)する木(き)・火(ひ)・土(つち)・金属(きんぞく)・水(みず)という5(いつ)つの要素が互(たが)いに影響(えいきょう)を及(およ)ぼし合(あ)ってあらゆる現象(げんしょう)を引(ひ)き起(お)こしているという古代中国で生まれた考(かんが)え方(かた)です。

それぞれを象徴する5色(ごしょく)を用(もち)いることで魔(ま)除(よ)けの効果(こうか)が期待(きたい)できるから、というのが理由(りゆう)なのですね。

黒(くろ)の代わりに紫(むらさき)やオレンジ色(いろ)、青(あお)の代わりに緑(みどり)を使(つか)うこともあります。

「柏餅(かしわもち)」を食(た)べる

3(みっ)つ目は、「柏餅」を食べることです。この習慣も、江戸時代に定着(ていちゃく)しました。

柏には、新芽(しんめ)が出(で)てくるまで古(ふる)い葉(は)が枝(えだ)から落(お)ちないという特徴(とくちょう)があります。葉が絶(た)えないという柏の生態(せいたい)から人々は「子孫(しそん)繫栄(はんえい)」を連想(れんそう)し、やがて縁起物(えんぎもの)として「子どもの日」に「柏餅」を食べるようになりました。男児が生まれ、無事(ぶじ)に育(そだ)たなければ家系(かけい)が途絶(とだ)えてしまうからです。

「子どもの日」が近(ちか)づくと、スーパーや和菓子(わがし)屋(や)さんなどで買(か)うことができます。でも、柏の葉は固(かた)いので、餅の方(ほう)だけ食べてくださいね!

終(お)わりに

 

いかがでしたか?

今回は、「ゴールデンウィーク」と「子どもの日」のことをご紹介しました。

この時期(じき)になると、幼稚園(ようちえん)や保育園(ほいくえん)では大(おお)きな折(お)り紙(がみ)で兜を作(つく)り、子どもたちがそれを被(かぶ)って遊(あそ)んだりします。

もしあなたが日本で暮(く)らすことになり、ゴールデンウィークは長(なが)めの旅行(りょこう)をしたい!と思(おも)ったら、平日(へいじつ)は有給(ゆうきゅう)休暇(きゅうか)にして早(はや)めにホテルなどの予約(よやく)をしておきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました