初詣(はつもうで)へ行(い)こう! ~神社(じんじゃ)での参拝(さんぱい)方法(ほうほう)~

日本の正月(しょうがつ): Japanese New Year's Day

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お正月(しょうがつ)の過(す)ごし方(かた)

こんにちは、ミカです! もう新年ですね。

1月1日(いちがつついたち)のことは、「元日(がんじつ)」と言(い)います。

元日の日の出(ひので)のことは「初日の出(はつひので)」と言(い)って、それを見(み)ると新年(しんねん)を幸(しあわ)せに過(す)ごすことができると考(かんが)えられています。

元日から3日間(みっかかん)は「三が日(さんがにち)」と言って、お休(やす)みの人(ひと)が多(おお)いです。

その間(あいだ)は、帰省(きせい)したり、デパートへ行(い)って「福袋(ふくぶくろ)」というお買い得(おかいどく)な商品(しょうひん)のセットを買(か)ったりして楽(たの)しみます。

しかし、一番(いちばん)大事(だいじ)なのは、やはり「初詣(はつもうで)」!

初詣とは、新年になってから初(はじ)めての参拝(さんぱい)のことです。神社(じんじゃ)でもお寺(てら)でも大丈夫(だいじょうぶ)なので、近所(きんじょ)でも、有名(ゆうめい)な場所(ばしょ)でも、好(す)きな所(ところ)ですることができます。

昨年(さくねん)を無事(ぶじ)に終(お)えることができたことに対(たい)して感謝(かんしゃ)をしたり、新年を幸せに過ごせますようにと祈(いの)ったり、お願(ねが)いごとをしたり、新年の運勢(うんせい)を占(うらな)ったりします。

今回(こんかい)は、初詣をする時(とき)のマナーやお願(ねが)いごとをする方法(ほうほう)、運勢の占い方(かた)について書(か)きたいと思(おも)います!

参拝(さんぱい)の前(まえ)

鳥居(とりい)の潜(くぐ)り方(かた)

神社(じんじゃ)の場合(ばあい)、まず鳥居の潜り方に気(き)をつけなければなりません。

鳥居とは、神様(かみさま)を祀(まつ)る聖域(せいいき)と俗世(ぞくせ)との境目(さかいめ)に立(た)つ門(もん)のことです。

鳥居を潜る時は、必(かなら)ず右端(みぎはし)か左端(ひだりはし)を通(とお)ってください。

なぜなら、中央(ちゅうおう)は神様の通(とお)り道(みち)だからです。

また、鳥居を潜る前に、一礼(いちれい)する決(き)まりもあります。

手水舎(ちょうずや)でのマナー

次(つぎ)に、「手水舎(ちょうずや)」で両手(りょうて)と口(くち)を洗(あら)います。

手水舎にある、水(みず)を掬(すく)う道具(どうぐ)は「柄杓(ひしゃく)」と言います。

まず、柄杓で左手(ひだりて)を洗い、そして右手(みぎて)を洗います。

それから、柄杓で掬った水を左手に注(そそ)ぎ、その水を口の中(なか)に入(い)れます。

口をきれいにしたら、その水は足元(あしもと)か排水溝(はいすいこう)に流(なが)します。

その後(あと)、再(ふたた)び左手を洗います。

最後(さいご)に、柄杓の取っ手(とって)に水を流してから元(もと)の位置(いち)に戻(もど)してください。

参拝(さんぱい)

お賽銭(さいせん)

手水舎で手と口を洗(あら)ったら、お社(やしろ)へ行(い)きます。列(れつ)ができていたらきちんと並(なら)んで待(ま)ちましょう。

自分(じぶん)の番(ばん)になったら、まず「賽銭箱(さいせんばこ)」の前で一礼します。

そして、賽銭箱に小銭(こぜに)を入れましょう。これを、「お賽銭」と言います。

なぜそうするのかと言うと、小銭の穴(あな)には穢(けが)れを吸(す)い込(こ)む力(ちから)があり、そこに溜(た)めてしまっていると信(しん)じられているからです。

しかし、穴の空(あ)いていない小銭でも問題(もんだい)ありませんし、金額(きんがく)も自由(じゆう)に決められます。

お祈(いの)り

お賽銭を入れたら、「鈴緒(すずお)」という縄(なわ)を振(ふ)って鈴(すず)を3回(さんかい)鳴(な)らします。

鈴には魔除(まよ)けの力があり、また鈴を鳴らすことによって神様をお呼(よ)びしてご加護(かご)を得(え)ることができるからです。

そうしたら、賽銭箱から少(すこ)し右か左にずれて、2回(にかい)礼(れい)をし、2回拍手(はくしゅ)をし、手を合(あ)わせ目(め)を瞑(つぶ)りながらお祈(いの)りをし、最後に1回(いっかい)礼をします。

これを、「二礼(にれい)二拍手(にはくしゅ)一礼(いちれい)」と言います。

これで、参拝は完了(かんりょう)です。

参拝の後(あと)

絵馬(えま)に新年の願(ねが)い事(ごと)を書(か)く

 

参拝が終(お)わったら、願い事を書いたり、運勢を占ったりします。

願い事を書く木(き)の板(いた)のことを、「絵馬」と言います。

絵馬を買(か)ったら、ペンで新年の願い事や目標(もくひょう)を書きましょう。

書き終わったら、神社やお寺の境内(けいだい)に残(のこ)します。

御神籤(おみくじ)を引(ひ)く

「御神籤」とは、新年の運勢を占う籤(くじ)のことです。

良(よ)い結果(けっか)が出(で)たら、お財布(さいふ)などに入れて大切(たいせつ)に保管(ほかん)してください。

悪(わる)い結果が出てしまったら、悪い気を持(も)ち帰(かえ)らないために、結(むす)んでおきましょう。

御守(おまも)りを買う

最後に、「御守り」を買います。御守りとは、神様のご加護を受(う)けるためのものです。

入学試験(にゅうがくしけん)に合格(ごうかく)したい人(ひと)は、「合格祈願(きがん)」や「学業(がくぎょう)成就(じょうじゅ)」と書かれた御守りを買いましょう。

恋人(こいびと)が欲(ほ)しい人や、結婚(けっこん)したい人は「恋愛(れんあい)成就」や「縁結(えんむす)び」の御守りを買ってください。

縁結びとは、神様や人などと運命的(うんめいてき)に繋(つな)ぐことを意味(いみ)します。

そのような繋がりのことは、「ご縁(えん)」と言います。

他(ほか)にも、「交通(こうつう)安全(あんぜん)守り」や「安産(あんざん)祈願守り」など、実(じつ)に様々(さまざま)な種類(しゅるい)があるので、必要(ひつよう)なものを買(か)って肌身(はだみ)離(はな)さず持っていてください。

終わりに

いかがでしたか?

多くの日本人は、三が日の間に初詣へ行って、新年の幸福(こうふく)を願うのです。

皆さんも、日本で新年を迎(むか)える機会(きかい)があったら、ぜひやってみてください!

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