English article is here; https://japaneselanguagesalonbymikapanda.com/lets-learn-japanese-positional-perticles-part-1-2223
はじめに
こんにちは、ミカです!
今回(こんかい)のテーマは、皆(みな)さんが大好(だいす)き♡な「助詞」でございます!!
「に」「で」「を」「の」「も」「は」「が」「から」「まで」……たくさんありますが、あなたは正(ただ)しく使(つか)い分(わ)けられていますか!?
きっと苦手(にがて)な方(かた)が多(おお)いと思(おも)うので、私と一緒(いっしょ)に復習(ふくしゅう)してみましょう!
助詞「に」
【時間(じかん)】+「に」
最(もっと)もシンプルなのは、【時間+に】の表現(ひょうげん)ですね。その後(あと)に使(つか)われる動詞(どうし)としては、
①【時間】に起(お)きます。
②【時間】に寝(ね)ます。
③【時間】に行(い)きます。
④【時間】に到着(とうちゃく)します。/来(き)ます。
⑤【時間】に始(はじ)めます。/始まります。
⑥【時間】に終(お)えます。/終わります。
などがあります。
【年(とし)、月(つき)、日(ひ)にち、曜日(ようび)】+に
また、「に」を使うのは【時間】だけではありません。
「私は1992年(せん/きゅうひゃく/きゅうじゅう/に/ねん)に生(う)まれました。」など、①【~年】+に で使う場合もあれば、
②【~月】+に の場合(ばあい)、
③【~曜日】+に の場合、
④【日にち】+に の場合もあります。
ただし、「去年(きょねん)」「今年(ことし)」「来年(らいねん)」「先週(せんしゅう)」「今週(こんしゅう)」「来週(らいしゅう)」「昨日(きのう)」「今日(きょう)」「明日(あした)」などの言葉(ことば)に「に」は使わないので気(き)をつけてくださいね!!
ちなみに、この文(ぶん)は「私は去年日本へ来ました。」が正解(せいかい)になります。
【目的地(もくてきち)】+に、へ
通常(つうじょう)、教科書(きょうかしょ)では「~へ行きます。」が正(ただ)しい表現(ひょうげん)として扱(あつか)われているかもしれませんが、「~に行きます。」という表現の方(ほう)が日本人にとっては一般的(いっぱんてき)になりましたので、こちらも覚(おぼ)えておいてください。
こちらも、2(ふた)つとも正解になります。
また、「~に引(ひ)っ越(こ)します。」や「~に留学(りゅうがく)します。」など、移動(いどう)を表(あらわ)す動詞(どうし)の前(まえ)にも【に】がつくことをお忘(わす)れなく!
【場所(ばしょ)】+に+います。/あります。
そして気(き)をつけたいのは、ある場所(ばしょ)に存在(そんざい)していることを表(あらわ)す「~にいます。」「~にあります。」の場合も【に】を使(つか)うことです!
「~がいます。」は生物(せいぶつ)、「~があります。」は生物でないものに使いましょう。
助詞「を」
【目的語(もくてきご)】を食(た)べます、飲(の)みます
次(つぎ)に「を」ですが、こちらは動作(どうさ)・行動(こうどう)の【対象物(たいしょうぶつ)】、つまり【目的語(もくてきご)】の後(あと)につきます。
例(たと)えばこの場合は、
「ハンバーグ」が「を」の前(まえ)にありますから、【目的語】ということになります。
この場合は、「ボロネーゼ」が【目的語】ですね。
ですから、「を」を使う動詞は、
①【目的語】を+食(た)べます。
②【目的語】を+飲(の)みます。
③【目的語】を+勉強(べんきょう)します/学(まな)びます。
④【目的語】を+見(み)ます。
⑤【目的語】を+読(よ)みます。
⑥【目的語】を+書(か)きます。
…など、実(じつ)に多岐(たき)にわたります。
【人】に【目的語】をあげます。
あなたは、もう「あげます」「もらいます」を習(なら)いましたか? この表現も、多くの方が苦手なのではないでしょうか。
しかし、この表現はどの言語(げんご)にもあるはずですから、落(お)ち着(つ)いて考(かんが)えればできるはずですよ!
まずこの文について解説(かいせつ)すると、主語(しゅご)は「田中(たなか)さん」、動詞(どうし)は「あげます」、ですね。
そして、このタイプの文は【目的語】が2つあります!!
1(ひと)つ目(め)の目的語は【人】、つまり「佐藤(さとう)さん」です。
2つ目の目的語は【物(もの)】、つまり「花束(はなたば)」です。
1つ目の目的語である【人】には「に」を、2つ目の目的語である【物】には「を」をつけましょう!!
ですからこの文でも、《【女の子=人】+に、【プレゼント=物】+を》になっていますよね!
【人】に【目的語】をもらいます。
「もらいます」の場合は、主語(しゅご)と【目的語=人】が入(い)れ替(か)わるので注意(ちゅうい)してください!
【人】に【目的語】を借(か)ります。
こちらも、語順(ごじゅん)は先(さき)ほどの文と同(おな)じです。
【人】に【目的語】を貸(か)します。
「借ります」の逆(ぎゃく)は、「貸(か)します」です。
【人】に【目的語】を教(おし)えます。
《【人】に【目的語】を教えます。》の文も同じ語順です。
【人】は教えている相手(あいて)、【目的語】は教えている内容(ないよう)ですね。
【人】に【目的語】を送(おく)ります。
《【人】に【目的語】を送ります。》も語順は同じです。
しかし、「プレゼントします」という意味(いみ)の場合は「送ります」ではなく「贈(おく)ります」にしてください。
【人】に電話(でんわ)をかけます。
この場合は、「【人】に電話をかけます。」の形(かたち)で覚(おぼ)えましょう。
終(お)わりに
いかがでしたか?
この記事(きじ)を読(よ)むことで、少(すこ)しでも「に」「へ」「を」のことがわかりやすくなれば幸(さいわ)いです。
でも、助詞は「に」「へ」「を」だけではありませんよね♪
次回(じかい)は、「で」「が」編です! お楽(たの)しみに(^▽^)
コメント